![]() |
バリオ・ディ・ピアネットは、ヴェネトの有名なワインメーカーの マクランとヴァレンティノ・ファッション・グループとの ジョイントワインです。 1998年設立の新しいメーカーで、オーナーは元フェラーリのF1ドライバー、パオロ・マルツォット氏です。 畑は2つあり、シチリアの北にあるサンタ・クリスティーナ・ジェラでは52haの畑を所有しています。 標高が海抜600mあり、冷涼な気候です。土壌は小石が多くインツォリア、ヴィオニエ、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、プティ・ヴェルドを栽培しています。 南のノトでは65ha所有し、標高が海抜40mで海から2Kmと近く、風が強く雨は降らない温暖な畑で、土壌は砂質です。ネーロ・ダーヴォラ、シラーを栽培しています。 |
収穫は手摘みで行い、小さなバスケットで収穫後1日18℃で保管し、ブドウを休ませます。
その後4階建てのセラーにて発酵させます。ブドウに無駄なストレスを与えないように、
自然落下を利用して醸造と熟成を行います。
畑間の移動はマスト(果醪、もろみ)の状態で行います。
エノロゴ(ワイン醸造の責任者)はマルコ・ベルナベイ氏です。
バリオ・ディ・ピアネット・フィチリーニョ・DOC・シチリアは、 インツォリア50%、ヴィオニエ50%で造られています。 このうちヴィオニエはフランス人のオーナー夫人が母国から持ち込んだ苗木で、イタリア種との見事なマリアージュしています。 ブドウの仕立てはギュイヨとコルドーネ・スペロナートで、収量は50hl/haで、発酵と熟成はステンレスタンクにて行います。 |
![]() |
バリオ・ディ・ピアネット・フィチリーニョ・DOC・シチリアの「フィチリーニョ」は地元の小石の名前です。
バリオ・ディ・ピアネット・フィチリーニョ・DOC・シチリアは、
柑橘系やトロピカルフルーツの香りにハツラツとした酸味とミネラル感があり、
シャープな辛口白ワインです。